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イタ馬鹿日誌

昼は会社員、夜は母、週末は自宅で料理教室。ristorante-ritz.comのイタリア馬鹿な日々。

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「銀寄」到着。

07.10.22銀寄


 しつこく続く、小布施の栗の話。
 今年はなかなか冷え込まず、栗の出来が例年より遅れたため、9月末に足を運んだ際は早生の小粒品種しか買えなかったのだが、本命品種が、ようやく収穫期を迎えたと知って、さっそく取り寄せる。
 小布施栗の真骨頂、その名も「銀寄」。
 2キロも購入したけれど、入っているのはわずか40粒。つまり、一つ一つが相当デカイ。
 思わず、積み木にして遊びたくなる息子の気持ちが、ものすごく理解できる。

 届いたのは昨日。もったいぶって一週間くらいかけて食べようと思っていたのに、すごいスピードで減っていく。
 栗はブランド栗らしく全うすべく、いつもは一晩かけて渋皮煮を作っているというのに、今年はその間もなく完食してしまいそう。
 気のせいか、今年の「銀寄」は格別においしいと思う。
 夫までもが私を負かす勢いで、朝に夕につまんでいる。家族3人で争奪戦だ。

 しかし、包丁もまともに握れない夫であるからして、栗を誰にどう割り当てるかは、実は私の思うまま。消費ペースを操作できるのも、私だけ。
 むいてるそばから、私がせっせと立ち食いしていることだって、気づいちゃいない。
 不器用な夫で良かった。と、心の底から感謝する貴重な季節だ。

 こんな意地汚さが祟って、実は数年前に、ざっくりと指を切ったことがある。
 思い起こせば、夫が息子をお風呂に入れているすきに思う存分食べようと、すごいスピードで栗をむいているときだった。
 えぐれた薬指の根元を、輪ゴムでぐるぐる巻きにして、隣の小さな救急病院へ。
 見せた瞬間、「切っちゃった肉片は、とってあります?」と医師に言われ初めて傷の深さを知ったっけ。

 今でも傷跡が残っているけれど、痛みの記憶はどこへやら、凝りもせずに、朝な夕な、せっせと栗をむく私。
 女は、出産の痛みを忘れるようにできてる動物だというけれど、
 栗バカも、栗でひどい目にあった痛みは忘れるようにできている動物らしい。
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ritz

Author:ritz
イタリア家庭料理研究家
本業は広告代理店コピーライター
1999年以来、毎年有給休暇を使い果たす作戦でイタリアへ料理修行。年に1〜2回のペースで子連れでイタリアの農家やマンマの家々を転々としています。
HP→http://www.ristorante-ritz.com
Facebook"マンマの台所Ristorante Ritz"→https://www.facebook.com/ristoranteritz/

著書に「トルテリーニが食べたくて」
日本ソムリエ協会認定ワインアドバイザー
U.M.A.O.オリーブオイル鑑定士
イタリア料理、子育てから、日本の旅、秘湯まで。

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