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パスクワのイタリアから〜4日目〜

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今回の旅の大きな目的のひとつ、それは、会える人に会っておくこと。
私が料理を習ったマンマたちもどんどん年老いていく。そして私も、歳を経るに連れて、周囲を取り巻く環境は、身軽にイタリアに飛べることが少しずつ難しくなっていくことを自覚している。
だから、行ける時に行っておく。そして会いたい人には会える時に、何べんでも会っておく。それがいつの間にか信条になってしまった。

モデナの私の姉、エリザベッタは、自分にも年老いた両親がいることもあって、そんな私の気持ちをいつも理解してくれていて、
母子旅の私たちのまるでタクシー代わりのように、会社を休んでまでもとことんつきあってくれる。
そう、イリスのところに一緒にいってくれるのも、実はもう3回目。ボローニャから電車にのって隣駅のカステルフランコへ降り立った私たちをホームで待ち構えていてくれた。

イリスの家につくと、いつも本人が玄関先まで出てくるのに、今日迎えてくれたのは息子さん。
一瞬、不安になったけど、すぐに家の奥から「ninni! venga venga」といつもの声が。
もう、目があんまり見えないのだと、私やMの顔に5センチくらいまで顔を近づけて、ぎゅーっと抱きしめてくれる。
お土産を渡すと、いつもまったく手をつけずに、本棚に飾っておいたり、ずっと前にあげた有次のおろしがねにいたってはシャンデリアのようにランプシェードにぶらさげてあったりするので、今回は嫌でも使わざるをえないようにと会津木綿のクッションをあげたのだけど、これさえも「あー、もー、もったいなくて使えないよう。使わないよ、あたしゃ飾っておくんだから」と言っている。
イリス。92歳。どうか次も会えますように。


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そしてそのままお昼はエリザベッタの家へ。また来てしまった、このモデナの華麗なる一族。
マンマの料理にはちょっとしたこだわりが満載。肉一つ炒めるにも消えそうなくらいの弱火で優しく優しく。ここには書けない衝撃の技も。「ラグー作りは子育てみたいなもの」と。コトレッタには屋根裏部屋で作ってる自家製バルサミコをたらして。Mをつかまえて昔の話を延々と聞かせてる88歳になるパパは、身体は不自由だけどトイレの自分用の手すりを自分でつくっちゃうほど手先は器用だし、相変わらチャーミング。子供たちは近所の16歳の少年たちとスケートボードにサッカーにと興じ、気がついたら夕方。モデナの挨拶回りは一日じゃやっぱり無理だな。

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ritz

広告代理店コピーライター
イタリア家庭料理研究家
HP→http://www.ristorante-ritz.com
著書に「トルテリーニが食べたくて」
日本ソムリエ協会認定ワインアドバイザー
イタリア料理、子育てから、オペラ、日本の旅、秘湯まで。

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Author:ritz
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