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年の瀬に今更ふりかえる今年後半のこと④秋なのに

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この私が栗を語らずに年を越すことはどうしてもできないので、秋の話を少々。
まずは9月。やってきました、今年も栗の季節が。私の季節が。
長野の「俺の家」も9月初めに引き渡しの日を迎え、さあ、食も生活も、実りを追求するぞと思った矢先に、家にまつわる憂鬱な問題が突然ふりかかる。
身内に会計士とか弁護士とか、その手の職種の人がいれば少しは心強いのだろうけど、こういうときただのサラリーマン一族はいっそう心細いものだ。
どんなに自分が努力しても如何ともし難いこと、時代の波には逆らえないこと、ただただ受け入れて背負って生きてくしかないことが、歳をとると増えていくんだな。

凹む日々。9〜10月の私は、その瞬間、瞬間の気分をあげるので精一杯だった。パフェにモンブランにあんみつに、小布施から栗取り寄せて焼栗、蒸し栗、渋皮煮、栗ごはんにリゾットにパスタにと、外ではせっせと食べ歩き、家ではせっせと栗を料理して、狂ったように栗と向かい合う日々。栗だけが私の味方。栗だけは私を裏切らない。栗に救いを。栗に願いを。栗に…。
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そんな私の穏やかでない心中を察してくれたのか、昔の友人たちから、イタリア仲間から、思わぬ栗のサプライズプレゼントが次々に。皆様の愛に支えられてこその、栗バカ人生でございます。そうしてなんだか、少しずつ、ゆっくりとだけど、ささくれだった気持ちがやわらいでいく。栗に感謝を。
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凹んでる私を秋は、栗は、待っててくれない。だから、栗ドルチェも作らなくちゃ。教えなくちゃ。9〜10月は気分をあげるべく料理教室もいつもに増して開催してみた。
惜しみなく栗を茹で、人海戦術でここぞとばかりにみんなで栗をむき、裏ごしてつくる私の栗ドルチェは、セミフレッドもプリンも、出来合いの栗ペーストなんて使うものですか。
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また、なんと6年ぶりに【Accademia in Cucina】 も再開。
キッチン(Cucina)でイタリア料理を作りながら、一芸を磨いて(Accademia)しまおうというこの企画の再開に真っ先に協力してくれたのはやっぱりマヤ先生だ。Campanula Maya×Ristorante Ritzのコラボレッスンは秋をテーマに10月半ばと末に二回開催、二回とも満員御礼。
ひとつめは「ハローウィンを飾ろう、食べよう」と題して、ハロウィーンの飾りを習いながら、カボチャ料理も習ってしまうというもの。
マヤ先生の手にかかるとハロウィンの花装飾もぐっと上品で洗練されたものに。料理も負けじと気合が入る。Risotto di zuccaカボチャのリゾット、Stufato豚肉のピエモンテ風煮込み、Budino di zuccaカボチャのプリン。秋晴れの日差し込む中、一足早く大人のハロウィン・フェスタ、大盛会。
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ふたつめは、テーマは「秋の恵み」。麦の穂を描くように綴じるサルデーニャ地方の名物手打ちパスタ「クルジョニス」にちなんで麦を使ったアレンジを制作。リースにもテーブル飾りにもなってクリスマスまで活躍しそう。料理の方は他に、余ったパスタ生地をガルガネッリにしてGarganelli con funghi misti, gamberini e castagneいろいろキノコと栗とエビのパスタ、メインはPollo con uvaコニャック漬けブドウと鶏肉の煮込み、そしてドルチェは満を持して改良を重ねたSemifredo di castagna栗のセミフレッド。麦つながり料理のつもりが、結局栗づくしになってしまった。マヤ先生、には、来年はイガ栗を使ったアレンジをお願いした方がいいかも…。
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10月末の夫の誕生日も、自分が食べたいがゆえに久々に大好きなステファノさんの店へ行きお祝い。こんなに贅沢なイタリアンを食べに外に繰り出すこと自体が久しぶりだ。
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いいな、この季節生まれの人は。ポルチーニづくし、栗づくしでお祝いしてもらえて。毎回、半年後の自分の誕生日のために先行投資してるんだけど、いまだに満喫返戻金は出ず…。


大好きな秋の季節だってのに、予期せぬ壁にぶちあたり解決しようのない現実に沈み続けていたけれど、結局秋の実りのおかげで冷静に現実を受けとめられる平静さを取り戻せたような。これが春じゃなくてよかったよ、と秋に感謝。
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ritz

広告代理店コピーライター
イタリア家庭料理研究家
HP→http://www.ristorante-ritz.com
著書に「トルテリーニが食べたくて」
日本ソムリエ協会認定ワインアドバイザー
イタリア料理、子育てから、オペラ、日本の旅、秘湯まで。

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