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真冬の安曇野へ

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Facebookにも善し悪しあれど、卒業以来ほとんど会っていなかった昔の同級生たちと、ネット上とはいえまるで学生時代にタイムスリップしたようなツッコミの応酬は、楽しくないといったら嘘になる。中でも幼稚園から高校まで女子だけの生ぬるい一貫校に通った私にとって、当時は反発しつづけていたその環境も、25年以上経った今となっては貴重な財産かもしれない。
夫や息子も知らない30年前のできごとや、封印していた自分自身のキャラを、不意を衝いて掘り起こされる、そんなスリルも今や余裕で楽しめる。
先日も、料理教室に参加してくれた昔の同級生がその様子をFacebookにUPしたものを別の同級生が見てコメントを入れる。「律子がイタリア語しゃべったり、料理作ってる図が想像できない。私の知ってる律子は日本史好きで、一緒に鎌倉とか京都とかに行ったのに。イタリアのイの字も言ってたなかった。誰かが律子のぬいぐるみきて、代わりに料理してるんじゃないだろうか…」
確かに、そんな指摘も無理はない。
でも、イタリアにかぶれる一方で、私は今でも立派な日本史好き。息子が歴児となったのもきっとどこかで私の思惑が働いていたに違いないだろうし、私がイタリア以外の外国に興味ない代わりに日本の旅がやめられないのも、地方の土着文化と歴史に並みならぬ好奇心を掻き立てられるからだ。

さて、そこに家族全員温泉好きという要素が重なると、雪見風呂が楽しめる冬は、ますますもって日本を旅したくなる。そんなわけで2月も、月のど真中の週末に、用事ついでに長野へ向かう。

何はともあれ松本城をめざしたのは、各地の名城を息子と訪れてきたくせになぜか松本城にはこれだけ何度も訪れていながら「中に入ったことがない」と言われたから。えー、そんなはずないでしょう、と言いつつも、そういえば私も記憶の引き出しに天守内部の映像の片鱗すらない。
国宝松本城を知らずして、長野に家を建ててる場合じゃないよ。ってことでお城目的がメインの松本再訪。
この日の朝は都内もかなり冷え込んでいたので、覚悟して腰にも足の裏にもホカロン貼ってきたけれど、それでも寒い。何度となく写真におさめたことのある松本城なのに、冬の澄みきった空気は一層お城を凛と見せてくれるよう。遠く北アルプスも一段とくっきりと見えるのはやはり真冬ならではだろう。
門をくぐって本丸敷地内に入ってからも絶好の撮影ポイントが目白押し。母さん、寒いんですけど…。
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ようやく中へ入るも、やっぱり寒い。お尻の裏から腿にかけて寒冷ジンマシンが出てしまいかゆくてたまらん。
戦国時代までさかのぼる松本城。中でもこの天守が建てられたのは、火縄銃が伝来して50年ほどたった頃。火縄銃ブーム真っ盛りの中、銃の攻防を想定して建てられた珍しい城なのだとか。戦国の世を生き抜いてきた城だけあって、壁にはぐるりと四方にむかって、石落としや鉄砲を打つための小窓がたくさん設けられている。
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この一階は弾薬庫として使われていた部屋でもあり、周囲を取り囲む一段さがった廊下は、武士が弾薬をもって走り回ったことから武者走りと名がついている。なんだか当時の生々しい戦の風景が目に浮かぶよう。
二階にあがると、火縄銃の展示物が見事なまでにずらり。あまりの寒さにとっとと登りつめたいところ、Mはひとつひとつの火縄銃に足を止めいちいち写真に収めている。「八重の桜」の影響で鉄砲が奴のブームになりかけていると見た。相変わらず熱しやすい(冷めやすいけど)男だ。
「ああ、長篠の戦いの屏風絵ね。信長の三段打ち戦法で勝ったやつね」とかなんとかブツブツ言ってる息子に、母はもはやついていけない。
3階は一つも窓がなく、2階の屋根裏みたいな部屋で外からは存在しているのがわからない「隠しフロア」、有事の際はこのフロアを作戦会議の部屋に充て、4階は城主が詰める座所になったとある。
ここまで、階段は結構急。でも4階から5階に上がるのが最も急(だったと思う)で、危険防止のために一応係りのおじさんが立ってはいる。それはもう階段なんてもんじゃない。渋滞緩和のためか「両面通行」となってるけど、上から降りてくる人がちょっとでも足をふみはずしたら、こっちはひとたまりもない。すれ違いざまに身体が触れあうのもこわいほど。で、ついつい一方通行になってしまっている。
ある程度急な階段を上り下りするのは想定し次男はあらかじめ用意してきた抱っこ紐に夫がくくりつけ、私たちを置いてどんどん先に行ってしまったが、当の2歳児は怖がってやしないだろうか。なんでこんな薄暗いところに連れて来られ、なんでこんな狭いところを崖登りみたいにしてるのか、理解不可能に違いない。泣いてやしないだろうか。足に早くも筋肉痛を覚えながらやっとこさ5階に上がると、何やら興奮する幼児の声。まぎれもなくNの声だ。
「くれーんしゃだ、くれーんしゃ。ほら、くれーんしゃだってば、くれーんしゃ」
打って変わって広い窓に囲まれた5階は一瞬ここが最上階かと思うほど。その窓から眼下にクレーン車を発見し、「そうか!このためにここまで登ってきたのか!」と言わんばかりの満面の笑みだ。
もうひとつ階段を登れば今度こそ最上階。なんといっても景観が(クレーン車ではなくて)すばらしい。東は美ヶ原、南は松本市街地、西には真っ白に染まる北アルプス、北には開智学校もはっきりと見える。
実は上りの何倍も太腿に力がいる下りの階段をクリアし、天守に隣接している辰巳附櫓へ。ここは家康の孫であり寛永時代の城主、松平直政により増築されたもの。
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つづいて順路が導くのは月見櫓なる、まるでテラスのように張り出した部屋。直政が三代将軍家光を迎える際につくった、文字通り月見をするための空間だそうだが、戦国時代を生き抜いた城を見て来た後で、その戦々恐々たる気分が急にほわ〜んと力が抜けるような、なんとも言えない穏やかな気分になる。まさに戦国から泰平へと時代のうつりかわりを、ただひとつの城見物で体感することになるなんて。やっぱり松本城ってすごいんだな。
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さて、売店でお決まりの歴史グッズを買わされたあと、城の外へ出て駐車場へ向かう途中、ビルの間に挟まれた一軒の古本屋が。こことて何回も通っているはずなのに、今回はじめて足が止まってしまったのは、ショーウインドウにずらりと並んだ北杜夫が目に留まったから。折しも、Mがちょうど「どくとるマンボウ漂流記」を読んでいたのだ。
店の奥で本に埋もれながらご主人が鼻眼鏡で新聞を読んでいるご主人に気づかれないように、というつもりではないのだけど、つい、そーっと中に入ってしまう。本棚に並びきらずに平置き、というと聞こえはいいが、無造作に積み上げられた古本の山、山、山。貴重そうな専門書や古書の中に混じって、やっぱり北杜夫の本があちこちに。記念に何か買いたいなとMが選らんだ本はハードカバーの表紙のイラストが印象的な「さびしい乞食」。裏表紙に鉛筆で書かれた値段はなんと3,000円。高っ。ま、仕方ない。記念だし。
「あの…、これください」とMが持っていくと、以外に軽やかな口調で「ああ、これはね。初版だからちょっと高いんですけど…、でも半値でいいですよ」とご主人。続いて「北さんはね、生前よくいらしてくださったんですよ」と自ら北杜夫とのいきさつに触れてくださる。なんでも、お父さんである先代と、北さんとの間にちょっとしたトラブルがあったのだとか。
「まあ、もう昔の話ですからね」と詳細について語ろうとしないのだけど、気になったのであとでネットで調べてみると、数年前の読売新聞に以下のような記事が。
この古本屋、もともとはご主人のお父さんが戦前から東京で営んでいたのを、戦時中に戦火を逃れるために膨大な古本とともに故郷の松本に引越して構えたお店。貴重な本を求めにくる人の多くはしかし転売が目的であることを嘆いた先代、本当に本が好きな人だけに売りたいという思いから、代金以外にお米を要求することにしたそう。そんなとき、探し求めていた植物学者・牧野富太郎の図鑑をこの店で見つけた北さん。十分な食料も確保できない時代、しかしどうしても図鑑を手に入れたかったので、知人に頼んで米を都合したが、後に「いま思い出しても癪にさわるのは松本の古本屋が金のほかに米まで要求したことだ」と雑誌に連載していた「どくとるマンボウ青春期」に書いてしまう。ところが、後になってそうした店主の思いや志があってのことと知り猛省、「青春期」が単行本になる際にはあらたに訂正をいれるとともに、編集者とともに店に謝罪に訪れたのだとか。
その様子を脇で見ていた今のご主人は、「ざわざわ来るなんてすごい人だな」といっぺんで北さんのファンになってしまい、それから北さんの本を読みまくったのだとか。
なるほど、それでこの店には北杜夫がたくさんあるのか。
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店を出た後、古本だけでなく建物までも明らかに貴重なものに見える店の前で記念写真などを撮っていると、ご主人が再び出てきて「あ、ちょっと待って。これ、うちのオリジナルはがきなんですけどね、お嬢ちゃんに記念にさしあげます」と。もはや女に間違われる歴10年とあり特に否定もしないまま「あ、どうも」と頭を下げるMに変わり、男なんですけどね…、と私が小声で付け加えてみると「うわっ。これは失礼!じゃ、ぼく、握手しよう!」と息子と固く手を交わしてくれたご主人。見た目とは正反対に、とても心やさしい人だった。

さて、せっかく松本に来たなら、ちきりや工芸店や、よくいくアンティーク屋にも寄りたいところ、しかしすでに3時半。後ろ髪引かれる思いで宿へ向かうことに。
安曇野の国道をひた走り小一時間、北アルプスの裾野の大町温泉に到着。比較的大きな旅館が10軒ほど整然と立ち並ぶも、雪に包まれた温泉街は人っ子ひとり見当たらない。数年前の冬にこのあたりを通りかかった際も、そういえば寂しい温泉地だなと思ったのだっけ。松本城から近い安曇野の温泉ということで、つい真っ先にその名前を思い浮かべてしまって予約してしまった「あづみ野 河昌」。秘湯の会の宿でもないし、何でどう知ったかも記憶にないのだけど、家庭画報のような有閑マダム系の雑誌で見たのだろうか、なんとなく頭の片隅にあった。
夫が予約した際、うちは貸し切り風呂がないけれど他にお客さんがいなければ普通のお風呂を家族で貸し切って入ってもいいですよ、と言われたとのこと。え?平日でもないのに他にお客さんがいないなんて、そんなことあるの?
若干不安を感じつつ宿に到着。迎えてくれたのは宿の女将さんだろうか、まんまる顔で笑顔がとてもかわいらしい。つづいて腰をかがめたおばあちゃんが挨拶に出てきた。これは先代の女将だろうか。
楚々とした広い和風建築、床は掃除の行き届いたベージュの絨毯敷きでスリッパもはかなくていいらしい。まずは和室ロビーのソファに案内され、お茶とお菓子を頂く。使用人と思しきおばさんが先に荷物を部屋まで運んでいってくれた。はて、登場人物はこれだけか。し~んと静まり返っていて灯油ストーブの音と夫が羊羹をくちゃくちゃ噛む音しかしない。
その後、広い館内、でもひたすら絨毯敷きの廊下を延々と先導され部屋へ。
「あ、お風呂はここなんですけど、今日は手前の女湯を貸切でお使い下さい。他にどなたもいないので、ごゆっくりどうぞ」
しえ~、ほんとに誰もいないんだっ。
「お子さん用の浴衣もあるんですよ。さ、どれでも好きなのをどうぞ」
そういって女将さんが持ってきてくれた浴衣は女の子用。またしても女子と間違われるも、どれもこれも和風の素敵な柄で、帯までも絞り風の赤やピンクとセンスよく思わずこのまま女装させたくなったけれど、一応、「あの、男なんです」とひと言。あらっ、すみません!と恐縮しながら女将さんが再び持ってきてくれた男子用浴衣は、一気にダサくなってサッカーボール模様。ちぇっ、男子用ってつまらんな。

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日が暮れる前にさっそくお風呂へ。こんなに広~い「家族風呂」は初めてだ。時間制限もないし、鍵もかけなくたっていい。タオルも常備されていて使い放題…、でも私たちしかいないとなると、思わずタオルを使った枚数もバレバレだな。使用済みタオルもきれいに置いておかないと。
女将さんによると、今日はこの冬一番を争うほどの寒さとのこと。長野のそんな寒い日にわざわざ来ることになるなんて、冬温泉好きとしては名誉に思わねばならん。ああ、あったまるな。寒冷ジンマシンも癒えていく。

夕食は、これまた貸切の小部屋に案内される。私たちだけしかいないなら、どこだってかまわないのだけど、まあなんとかわいい部屋だこと。右の障子をあければ宿の廊下、左の窓からは雪の光。なんだか電車の個室みたいな、妙な落ち着きを覚える空間だ。
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心のこもったお料理の数々も、決してゴージャスじゃないけれど、ちょっとだけおしゃれで、でもどれもこれもおいしい。
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イワナのお刺身は、活きづくり。身はすっかり刺身にされちゃってるのに、残された頭だけが、ピクッ、ピクピクと頭が動くのを見てNがどんどん後ずさりしていくのが笑える。
お刺身を食べ終わると、今度はそのまま丸揚げにしてくれて、頭ごとバリバリかじれるおせんべいに。
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おしのぎに出て来たのは、納豆酵母をつかって打つ大町特産のうどんで「おざんざ」というのだとか。言われなければわからないほど納豆のにおいはまったくしないけど、噛むとふわりとまろやかな感じは、やっぱり「熟成感」がある。特にうどん好きでない私だけど、他のうどんとは歯ごたえも喉越しも明らかに違う。「長野でも、このあたりにしかないですよ。私は諏訪からお嫁にきたけど、諏訪にもこんなうどんはありませんでしたから」と女将さん。きっとずいぶんかわいいお嫁さんだったんだろうな~。

部屋に戻って、さ、テレビでも。と思うとテレビがつかない。電話をするとすぐに男性がやってきて「テレビを移動したばかりなもので、配線をつけわすれてました、すみません」と恐縮しながらすぐに直してくれた。この腰の低い男性、これがここのご主人だな。
ご夫妻と、おばあちゃん、チェックインのときにいた仲井さん、見てないけど料理人。おそらく登場人物は以上4人で終わりだな。

ところで、「8時くらいから花火がありますよ。お部屋から見えると思いますから」と言われていたけど、一向に上がる気配すらないな~。すっかり忘れて、さあ、また風呂にでも行くかと思った頃、突然、「パ~ン!」という音。
あ、キタ~っ。
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それにしても、この静かな温泉街で真冬に花火とは。「お部屋から見えると思います」どころかこんな間近で花火があがるのを見たのは、45年生きて来た私でさえ初めてだ。「ひゅ〜」という音とともにオタマジャクシみたいな形をした「火の玉」が上がって行くのが見えるのにまず興奮。「パーン」「パパーン」と弾けて、真っ暗だった闇にきれいな光の花が広がって行く。まさに文字通りの「火の花」だ。大人がこれだけ興奮するのだから子供たちが食い入るのはいわずもがな。
しかも、惜しみない量の花火。ひとしきり上がってシ~ンとなり、これももう終わりかと思うと、また「ひゅるるる~」と上がっては「パパ~ン」の繰り返し。澄んだ冬の夜空にはじける花火は、夏の花火より美しい。おまけに、大町温泉でおそらく一番有名なこの宿にさえ、私たち一組しか泊まってないことを思うと、もしかしたら風呂だけじゃなく花火まで私たちだけの「貸し切り」かもしれない。贅沢だ。


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思えば、これだけ広い宿に、食事処と風呂と部屋が決してひとつところに集まってるわけでもないのに、廊下のいたるところに常に灯油ストーブがついている。地元の人の震え上がる寒い週末であったというのに身震いすることなど一度もなく、子供たちは清潔な絨毯敷きの廊下をスリッパなしで走る回れる快適さを存分に味わっている。たった一組の宿泊客のために暖房費もばかにならないだろうに、なんだか申し訳なくなってしまう。


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翌朝も個室でゆっくり朝食、大浴場でゆっくりお風呂と、貸し切りを存分に楽しんだ後、チェックアウト。そしてお見送りまでも貸し切り。
温かくて、腰が低くて、素朴で…、とても素敵なご夫婦がまた、とても印象的な宿だった。
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その後、近所のスキー場へ。例によってMと夫が滑るのをレストハウスで待ち続けるNと私はレストハウスでちょっと煮つまりモード。帰りの渋滞にはまるのも嫌だから、大町の駅前の土産屋にさくっと寄ったあとは、さ、とっとと帰ろうと、インターめざして安曇野の大地を突っ走り始めたものの、何気なく背後を振り返ると「うわっ。すごっ」。真っ白に輝きそびえ立つ北アルプスに家族で絶句。
ふと、まだMが小さかった頃にこのあたりを訪れた際に立ち寄った高台の小さな博物館を思い出す。あそこなら北アルプスがさらによく見えるはずだ。
方向転換し、駅の裏手から高台へ通じる一直線の道を行き、迷うことなく「大町山岳博物館」に到着。
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北アルプスの歴史を紹介している1階も、動物のはく製を展示している2階もすっとばし、まっしぐらに駆け上がるは3階の展望フロア。
うわ~これは美しい。眩しいくらいに白く輝き、一段と雄々しく見える北アルプス。あれが槍で、常念岳で…と説明図と見比べていくと、無数に重なり合う山々のグラデーションがますますよくわかる。
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展示スペースに自慢げに掲げられている「冬の北アルプス」の写真より、山はずっと白く、空はずっと青い。
ふと今朝宿の女将さんが「晴れてよかったですね。今日は寒いけれど、山がとってもきれいに見えますよ」と言っていたのを思い出した。雪の深いこの冬、2月のど真ん中の、まさに真冬のど真ん中に、ぱきっと晴れたこの日。もしかしたら一年で一番、美しい北アルプスに出会えたのかもしれない。ここでも、またまた得した気分。

思わず手を合わせたくなるほど神々しい北アルプスに別れを告げ、一路東京へ。
途中トイレ休憩で立ち寄った諏訪湖インターでも、こんなに美しい光景が。
夕景狙いで三脚立ててるカメラ親父もたくさん。「諏訪湖が半分以上も氷はったの、ここ10年は見てないよ」「ほんとほんと、すごいわよね今年は」なんて会話も聞こえてくる。
そうなんだ。そんな10年に一度の、しかもこんな美しい夕景に出くわすことができきたなんて、旅の最後の最後まで得した気分。
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どうする?予定よりちょっと遅くなっちゃったね。どうせなら途中でご飯食べて行っちゃう?なんて話をしかけたところでMが突然思い出したようにひと言。
「ねえ、八重の桜、録画セットしてある?」
あ、いけない。忘れちゃった。
「ええ~っ。じゃ帰ろうよ。帰ろう」
旅の余韻に浸る間もなく、その後はトイレ休憩すら一回も取らずに、せかされるように家を目指すのであった。


せわしない旅の思い出はぜめてブログにしたためなくちゃ、と思いつつ、あっという間にはや3週間。
真冬のど真ん中どころか、すっかり花粉が跳びまくってる始末。ああ、毎度、UPが遅くて情けなし。時間がほしい…。
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コメント

十夜

お久しぶりです
温泉はうちも癒されます。

冬の温泉もいいですよねv-411
お子さん達元気そうで何よりですv-391

ritz

十夜様
こんにちは!おかげさまで子供たちも元気です。一気に春になってしまって、今シーズンの雪見温泉はこれで最後になってしまいました。(たぶん。笑)
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ritz

広告代理店コピーライター
イタリア家庭料理研究家
HP→http://www.ristorante-ritz.com
著書に「トルテリーニが食べたくて」
日本ソムリエ協会認定ワインアドバイザー
イタリア料理、子育てから、オペラ、日本の旅、秘湯まで。

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ritz

Author:ritz
広告代理店コピーライター
イタリア家庭料理研究家
HP→http://www.ristorante-ritz.com
著書に「トルテリーニが食べたくて」
日本ソムリエ協会認定ワインアドバイザー
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