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新たなる家族。

頑張ってるぞ。私。
男子の母として、第二ステージに突入した自分を、自分でほめようではないか。

昨夜、「ク」から始まる新たなる家族がやってきた。
いや、正確にいうと「オ」から始まるかもしれない。

この夏、イタリアでのオペラフェスティバルにご一緒させていただくことになった、
オペラ評論家としても有名なSさんのお宅に
ご挨拶かたがた家族でお邪魔したのだが、
おいしい手料理をさんさんご馳走になった挙句に
この「オ」がつくお土産まで頂いてしまったのだ。

Sさんのお宅で、書斎の隣に位置するお手洗いをお借りした時だった。
隣の部屋から聞こえるガサゴソとする音につられ覗いてみると
書斎のはずなのに、
なぜか生物の実験室のような一角を発見。
ガサゴソという音は確実にここから聞こえる。
電気をつけると、そこには大きいのから小さいのまで
各種そろった水槽の数々が並んでいる。
ガサゴソうるさい水槽には、ああ、やっぱり。カブトムシだ。
次に視界に入ったむくむくと動く物体は、なんとヤドカリ。
そして、動いてないのに、まるでこちらに鋭い視線を投げかけてるようなオーラを発しているこげ茶の昆虫に気づく。
彼の名こそ「オオクワガタ」だった。

緑豊かな郊外にあるSさんのお宅は
周りでたくさん昆虫が取れるとのこと。
Sさんご自身も、立派な昆虫少年でいらっしゃるそうで
この書斎で生まれたクワガタたちが、
それぞれ小さいながら快適そうな「個室」を与えられ、
その「個室」が積み重ねられている。
まるでクワガタマンションだ。

「Mくん、クワガタ欲しい?おじさんのオオクワガタ、持って帰る?」
と聞かれ、間髪いれずに口を開くのはやっぱり夫。
「いる?いる?欲しい?じゃ、頂いてく?」
息子より、目がきらきらしているではないか。

こうして、ついに、昨夜からうちもクワガタデビューを果たした。
しかし、私がそーっと覗いてみると、
ごそごそと土へもぐってしまう。
もっさ、もっさと毎日ゼリーを喰っているうちのカブトムシに比べると
なんとまあ、シャイだこと。奥ゆかしいこと。
やばい。なぜ憎めないのだろう。

派手なカブトムシの影に隠れてしまってるけど
冷静にものごと考えていそうな、結構いいやつかもしれない。
イタリアにたとえていうなら
派手なトスカーナ州の隣で目立ってないけど
いぶし銀のような渋さと、ポテンシャルを静かに秘めたウンブリア州といったところか。

無理やりだけど、イタ馬鹿としては
イタリアにたとえてみる気になっただけでも、自分でもびっくりである。
独断で命名しよう。
君は今日から「ウンブリア」くんだ。
長生きしてくれよ。


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ritz

広告代理店コピーライター
イタリア家庭料理研究家
HP→http://www.ristorante-ritz.com
著書に「トルテリーニが食べたくて」
日本ソムリエ協会認定ワインアドバイザー
イタリア料理、子育てから、オペラ、日本の旅、秘湯まで。

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