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イタ馬鹿日誌

昼は会社員、夜は母、週末は自宅で料理教室。ristorante-ritz.comのイタリア馬鹿な日々。

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イタリアAirMac通信改め回顧録2012夏⑨ Vacanze Romane(1)

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ローマっ子と回るローマは、やっぱり違うなあ、を実感の一日。

いつも田舎ばかり旅していて、大きな都市は素通りの私たち。ローマも実にMが一歳だった頃以来の8年ぶりで当然本人も記憶にあるはずがない。そんなMの「コロッセオとヴァチカンには絶対行ってみたい」というリクエストを一日でかなえてくれたのが、生粋のローマっ子、ダニエーレとエウジェニア夫妻。3年前に彼らが日本に新婚旅行に来て以来の再会だ。
一日仕事を休んでくれたダニエーレ、約束通りきっちり朝8時半に宿まで迎えにきてくれたのに、着替えの際にNが突然鼻血を出すというトラブル。結構大量でシーツも服も床も汚してしまう。あとは私がやっておくから、さ、行きなさいとロレッラが送り出してくれたものの結局30分も待たせてしまう。
B&Bの入っているアパートの扉をあけて表通りに出た瞬間、どこからともなく現れたダニエーレは、まるで別人。え?こんなにすらーっと背が高くて、こんなにかっこよかったっけ??
「ちょっとダイエットしたんだ…」
“ジブリ”オタクのダニエーレ、みんなでジブリ美術館にいったときは何がなんだかさっぱりわからない私たちに、オブジェのひとつひとつまで「これは何の作品に出て来たこういうキャラクターだ」とさらさらと説明してくれたほど。中でもトトロが大好きで、それは自分に体型もそっくりだからでしょ、なんてからかっていたものだが、いやはや、トトロの面影もない。
元々が冷静な性格、語り口も穏やか、日本贔屓で、インテリ。今回も、「まずは宿に近いコロッセオから行かないと。日中になると日差しも人ごみも大変なことになるから…」と彼の頭の中にすでに考えがある様子。
「コロッセオの後はヴァチカンに行くとして、でも美術館はやっぱり無理だろうから…」気づかいといい、計画性といい、日本人より日本人らしい、数少ないタイプのイタリア人。ヴァチカン美術館は残念ながら予約なしでは長蛇の列必至、ただでさえこの炎天下、子連れでは厳しいだろうとダニエーレ。美術館に入らなければ見ることのできないシスティーナ礼拝堂を、Mにはぜひとも見せたかったところだが、いたしかたない。と早々に断念を決め込む。

さて、コロッセオが見えて来た。地下鉄駅から吹き出してくる観光客を横目に、近くの路上に駐車してらくらくアクセス。
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なかなか進まない切符売り場の列、入場券もフォロロマーノと共通とはいえ一人12ユーロ、しかも子供や赤ちゃんにまで同じ金額を払わせられることには愕然、おまけにエレベータは?と聞いてもこのサイズのベビーカーだと入らないと係員に言われたりと(結局、大きなエレベータがちゃんと存在することが帰りに判明した)、釈然としない出だしながらも、「古代ローマの時代に、そういやベビーカーなんてなかったしな」とつぶやきながらダニエーレがベビーカーを持ってくれて、うんしょ、うんしょと長い階段を上り詰めると…、
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ひゃ〜、これはすごい。想像していたよりずっとスケールの大きな古代遺跡に圧倒、早くも刺すような日差しの中、サングラスをかけるのも帽子をかぶるのも忘れてしまう。
古代の闘技場時代の復元想像図の展示を見ながらダニエーレが説明してくれる。ふんふん確かに、細かく塀で区切られているのが動物を待機させていた部屋で、ふんふんそれを人間が手押しエレベータで上に押し上げて、観客から見ると突然床から剣闘氏や動物たちが飛び出してくる仕組みになっていて、ふんふん競技場の床がこの高さにあったとして、ふんふん観客席はここから上に階段式であったわけね。あ、あそこに客席の名残も見て取れる!なんて具合に遺跡を見渡していると、2000年近く前の場内の喧噪が今にもよみがえってきそう。大理石の床を根こそぎ剥ぎ取られた残骸というより、これはもう立派なモニュメント、巨大なオブジェというべきか。
そんなコロッセオではしかし、キリスト教が迫害されていた時期には多数のキリスト教徒の処刑の場でもあったとは知らなかった。場内には18世紀半ばのベネディクトゥス14世が、パスクワの聖金曜に行われる十字架の道行きのために奉納したとされる十字架が、何かを訴えるように立っている。闘技場の跡地でもあり、巡礼の聖地としても受け継がれるコロッセオの中に立っていると、ローマが背負ってきた長い激動の歴史を体感するようで思わず鳥肌が立ってしまう。
なんて話も、ダニエーレが説明してくれたからこそすんなり理解できた話だ。ありがたや。
ベビーカーからNを解き放つと、待ってましたとばかりに走り出す。容赦なく照りつける太陽を遮るものが何もない場内、Nをおっかけてる間に、気がつけば広い広いコロッセオもあっというまに一周してしまった。

ベビーカーを押す姿もすっかり板についてしまったダニエーレ。傍から見たらパパだろうな…。ダニエーレがNをあやしてくれている間に、売店好きのMに引っ張られ売店へ。歴代ローマ皇帝の定規だの、絵はがきだのと、いってみればどうでもいいものなんだけど、コロッセオの興奮冷めやらぬ勢いで、つい買ってしまう。
売店を出ると、ダニエーレが「よいニュースだよ!」とニッコリ。なんと、妻のエウジェニアが手を回してヴァチカン美術館の入場予約券を手配してくれたとのこと!ううっ、ありがたや。

時刻はすでに11時半。
「フォロロマーノを見て回ってからだとヴァチカン美術館を見る時間がなくなっちゃうし、かといってこのままヴァチカン美術館に行ってもお昼食べそこねちゃうし…」と、実際につぶやいていたわけではないけれど、頭の中ではまるでそうつぶやいていたに違いない顔をしているダニエーレ。そして「よし!こうしよう。リツコ、もったいないけどフォロロマーノをあきらめてもいいかな。そして今から家に帰って先にお昼を食べて、エウジェニアも合流して午後からヴァチカン美術館に行こう。どうかな??」
もっちろんOK!優先順位はMにヴァチカンの真髄を見せること。それにこの炎天下、日陰ひとつないフォロロマーノを延々と赤子連れで歩き回るのは自殺行為だ。


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家に向かう途中、ダニエーレが立ち寄ってくれたのは、ローマで最も美しく市内が一望できると言われているジャニコロの丘。右手にはベネチア広場、左のヴァチカン方面にはサンピエトロ寺院の屋根、サンタンジェロ城も見える。
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景色に夢中になっていると、N が私たちの背後を指差して「あ、ニャーニャー」。
え?猫なんてどこにもいないよ。「ニャー、ニャーニャー!」としつこく指差す方を見ると、大きな騎馬像が景観をひとりじめするように鎮座している。
「ガリバルディ…は猫に見えないしな」とダニエーレ。聞けば、この広場はイタリア統一の英雄、ガリバルディを記念した広場とか。ローマを襲撃したフランス軍をガリバルディが迎え撃った場所はこのジャニコロの丘らしい。そこいらのガリバルディ騎馬像とは明らかに違う、リソルジメントの象徴でもあるのね。
なるほど~。で、ところで猫は?
「あ、あれのことじゃない?」とダニエーレが銅像の足元を指差す。なにやら動物のレリーフが。ん?トラか?
「あはは、リツコ、これはオオカミだよ。ローマのシンボル、オオカミ」
紀元前の王政ローマの建国にまつわる伝説、オオカミに育てられた双子の兄弟のレリーフだった。息子はネコだといい、母はトラだといい、…ああ情けない。
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こうして銅像一つとってみても、特別にガイドブックに取り上げられることもないけれどローマの価値ある歴史を物語る貴重な美術品。ローマにはこうしたものがゴロッゴロと、それこそ石のごとく転がっていることを改めて気づかせてくれるのも、ローマっ子と探索してこそだろう。


さて、ローマの市内、ヴァチカンにほど近い地域の彼らの家に到着。1年前に購入してリフォームしたばかりの部屋は、東洋好きのダニエーレと建築家のエウジェニアのセンスの集大成。おしゃれなキッチンの向こうには中国風の棚が。竹を竹林に見立てて目隠しがわりにしたりとなかなか面白い。もちろん、本棚の隅やオーブンの取っ手にかかったタオルなど、ちょっとしたところに隠し絵みたいに「トトロ」がいる。
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エウジェニアからたびたび電話が入る。午後半休のつもりが仕事が長引いてるらしい。
「先に食べてようか。子供たちもお腹すいてるだろうし」
ダニエーレがあたためてくれたのはラザーニア。
これがまた、厚すぎないパスタといい、ラグーの量といい、とってもあっさりしていて優しい味わい。Mが急に無言になり無心で食べているのは美味しい何よりの証拠。一方Nはといえば、「おにく〜!お〜に〜く〜!」と叫んで、私に何回も要求する。ういうとき、子供の舌というのは正直だなといつも痛感する。
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「ポルペッテ(肉団子)もあるんだけど…食べる?」
もっちろん食べる!これがまた、ぎゅっと味が引き締まっていて、煮込んだりせずグリルしただけだから何個でもいけちゃう軽さ。
こんなにおいしい妻の料理が毎日食べられるなんてダニエーレも幸せものだ。

エウジェニアがやっと帰って来た。忙しい中を、私たちのために無理して調整してくれたのだろう。
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「待ってね。いま急いで食べるからね。そしたらすぐに美術館に出発よ。ラザニアはどう?おいしかった?昨日の夜、ダニエーレが作ったのよ」
えーっ!エウジェニアじゃなくてダニエーレが作ったの?なんと、ポルペッテも彼の作だそう。
「ちょ、ちょっとダニエーレ。作り方おそわってもいい?」
ノートを取り出しメモする私であった…。

さあ、いざヴァチカン美術館へ出発。
人ごみを横目に文字通りスルーで入館、料金を払うゲートの窓口で、朝のコロッセオの苦い経験からダニエーレが真っ先に質問する。
「赤ちゃんも払う必要あり?」
「とんでもない!赤ちゃんは無料だよ」と係の兄ちゃん。
「じゃ、彼は?」とMのことを指して聞くと
「7歳以下なら無料だけど…、彼はいくつ?」
「9歳」
「ははん、そっか。よし、君は7歳だ、いいね」
そう言い放って係の兄ちゃんはMにウインクをした。
すごーい!これぞイタリアだ。
その後も、ベビーカーを押す私たちのことを、お願いしてもいないのに、秘密のエレベータに先導してくれて、気がつけばヴァチカン美術館名物の“長い長い螺旋階段”もぶっとばして、入り口に立っている私たち。
知り合いがいてナンボ、コネがあってナンボ。ううむ、これぞイタリアだ。

さて、コロッセオですっかり「日本語音声ガイド」の使い方をマスターしたMはここでもレンタル。
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コロッセオでも感じたことだが、これだけ観光客が集中するスポットに来ていながら日本人が一人もいない。東洋人は大勢いてもほとんどが中国人、韓国人、ときどきタイ人という感じ。音声ガイドを借りる際はデポジットにパスポートなどを預けるのだが、今朝のコロッセオで音声ガイドを返却する際、「giapponese(日本人)」と書かれたパスポートをストックする用の箱には、私の以外にたった一冊しかなかったくらいだ。このままいくと、音声ガイドから日本語が消える日も近いかもしれん…。

24もの博物館や美術館、礼拝堂などで構成されるヴァチカン美術館はたとえ一週間通い詰めたとしてもじっくりみようとしたら足りないくらい。もったいないけどここは重要なものだけに絞ってどんどん見て行かないと。私は日本から持って来たローマのガイドブックを初めて取り出す。あ、これこれ、これが有名な××で…とMに問いかけると即座に「んもっ。ママの声で聞こえなかったじゃないか。黙っててよっ」とぴしゃり。はい、わかりました。
ガイドブックに音声ガイドにと私たちがそれぞれ注力そそいでいる、そんな間も、気がつけばエウジェニアとダニエーレがNのベビーカーを押してくれている。
宮殿と宮殿が幾重にも連なるような形で展示がつづく美術館の中には、至る所にちょっとした階段がたくさんあるのだが、私が気づく前に、さっと彼らが持ち上げて運んでくれている。まだ子供もいない夫婦に、思いがけずすっかり子育て体験をさせてしまって、ほんと、かたじけない。
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エウジェニアからちょっとした説明を聞くだけで、何倍も理解が深まるのも嬉しい。ガイドブックだけでは当然素通りしてしまうようなところにも価値のある銅像やモザイク、タペストリーの隅の小さな刺繍ひとつにもエピソードが隠れているのを知ると、まるで宝探しをしているような気分だ。
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あまりに有名すぎる数々の美術品の話はここでは割愛。迷路のように並ぶいくつもの展示室を制覇しながらいよいよ美術館の「ゴール」、システィーナ礼拝堂へ到着。
ラファエッロの部屋にしたって、一番脂の乗った時期のラファエッロの巨大な絵画だけが飾られた部屋にいることの臨場感はなんともいえないのだけど、でも、システィーナ礼拝堂は別格だろう。あ、くるぞ、くるぞ、もうすぐ礼拝堂の入口がくるぞ…、というのが、なんというかミケランジェロのオーラでわかる。それは私だけではないはずだ。
そして一歩中に入った瞬間、ざわざわっとした胸騒ぎが一気に感動へ。
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壁には最後の審判。天井には創世記。ともにミケランジェロの絵画の頂点といわれる傑作にまさに囲まれつくされるわけで、だから、みんなつい興奮してわいわいがやがやとなってしまうのは当然なのだが、「シレンツィオ〜ッ!!(静かに!!)」という係員の厳しい声が飛ぶのは、「ここは美術館ではなく礼拝堂ですよ、みなさん」という、ある意味イタリアらしいパフォーマンス。いつ来ても変わらないシスティーナ礼拝堂の名物だろう。
天井画は、当時の教皇ユリウス二世の命を、自分は彫刻家だからと断り続けながらも最後は強制的にサインをさせられたというミケランジェロ。教皇の依頼は十二使徒の巨大な絵だったそうだが、自ら複雑なモチーフに変更し結局は300人以上の人物の、しかも微に入り細に入るまでその肉体美を描いて見せたのは職人魂の意地にも思える。こうして天井画を見ているだけで早くも首が痛くなってくるのに、これを5~6年もかけて描き続けた精神力だけでも人間技とは思えない。
無理な姿勢で真上を仰ぎシャッターを切り続けるMに、ダニエーレが教えてくれる。
「M、ここに立ってごらん。礼拝堂が最も美しく見える場所と言われてるんだよ」
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へー、しらなかった。そんな場所があるんだ。
世界中の観光客が普通に素通りして行くこの場所に、私とMとで代わる代わる立っては見渡してみる。なんだかものすごく得した気分だ。
システィーナ礼拝堂からは、隣接するサンピエトロ寺院にそのまま抜けられる裏出口も実は用意されているのだが、音声ガイドを返却しないといけないし、車も停めているので再び正面口を目指す。

「私、ここの廊下歩くの、なんだか好きなのよね」とエウジェーニア。
うん、わかる。システィーナ礼拝堂という“ゴール”からの帰り道は、観光客という“ランナー”たちも心なしか緊張感がほぐれるのだろう、どこかゆったりとした雰囲気が漂っている。至宝だらけの行きの順路とは違い、帰りの順路には特筆すべき美術品があるわけではないけれど、むしろ逆にそれがホッとするというか、なんというか。
窓から差し込む西日と、そよそよとふいてくる風が、美術ハイで疲れた心身を癒してくれるようだ。
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私には帰りの順路が好きな理由がもうひとつ。ここでしか買えないロザリオや十字架をあしらったアクセサリーなどを売る売店があること。
「だいじょうぶ、だいじょうぶ。マンマはここにいるよ」
美術館入館直後からずーっと寢っぱなしだったNが目を覚ましたようだ。売店で物色する私のところへダニエーレが抱っこして連れて来てくれる。
「ねえ、汗でびっしょりだよ。Tシャツを替えてあげたほうがいいんじゃないかな?」
そ、そうだよね。買い物終わったら替えるから、ね。と言いつつ、この暑さだからすぐ乾いちゃうわよ、と心で思うひどい母、忘れたふりをして出口をめざす。
その後、美術館近くのカフェで一休み。しかしここでNが大量に水をこぼし、結局着替えさせることになるのであった…。



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気がつけば太陽も傾き始め、夕方の日差しだ。〆は、ヴァチカンの顔、カトリックの総本山である「サン・ピエトロ大聖堂」へ。
美術館を挟んで反対側に位置してるとはいえ、歩けば20分はかかるところ、またもや車でらくらくアクセス。ありがたや。
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巨大な広場を抜け、荷物のセキュリティチェックを受け、地下にベビーカーを預けて、いざ中へ。
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さ、ピエタ見て、聖ペテロの像見て、地下のお墓見て、ヨハネパオロ二世のお墓を拝んで…、そうそう体力あまってたらクーポラにも登っててっぺんからの景色をMに見せてやりたいな…なんていろいろ思っていたのだけど、甘かった。
美術館でたっぷり睡眠とったNはバッテリー満タン。解き放たれた子犬のように大聖堂の中をかけまわること、かけまわること。手をつないでも一瞬でふりほどいて、タタタタタ…。抱っこしてもすぐに腕からすり抜けて、タタタタタ…。
聖堂内をMにろくに説明してやることもできず、結局Nを追っかけまわしてるだけで終わってしまう。
そんなNが突然、ちょこんと座った場所が。
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出口にほど近い、きっと誰かを祀った小祭壇か何かだと思うのだけど、なぜかここが気に入ってしまい、今度は微動だにしない。無理やり抱き上げて立ち去っても、また走って戻り座り込む。の繰り返し。
「もー。みんな、行っちゃうからね~。じゃあね、ばいば~い」と言ってもダメ。
ほんとに置き去りにして柱の陰に隠れてみたが、それでも立とうとする気配すらない。
その様子を見ていた観光客のおばちゃんグループも、なぜか一緒になって柱の陰で私と一緒にNの動向をしばし見守るが、頑として動こうとしない。なんでだろう?なにか見えたのかな?
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ダニエーレとエウジェーニアも疲れたよね。本当に今日は一日、ありがとう。
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ローマっ子の夫婦のおかげで、たった一日でこんなに充実した市内めぐりをさせてもらえたことに改めて感謝。
もし私と子供たちだけだったら、ベビーカー押してどうやって市内を移動しただろう。地下鉄にしたってバスにしたって、おそらくたった一か所だけで音を挙げていたに違いない。
ガイドブックに載ってない話が聞けたり、予想もしてなかった場所に案内してもらったり、またそれを息子たちとともに体験する中で、この偉大なる都市に脈々と流れる古代ローマ人の魂を身体で感じた一日。
なによりも人のつながりを大事にし、なによりも神と子供を崇み、多くを望まず、ただ毎日おいしいものを食べ、働き、学び、遊び、そして人生を営む。そんなイタリア人のルーツをローマという街に見たような、そんな一日。
ローマは一日にして成らず。って、なるほど、こういうことなのね。
Grazie mille Eugenia e Daniele!! Siete troppo carini e troppo gentili…
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Author:ritz
イタリア家庭料理研究家
本業は広告代理店コピーライター
1999年以来、毎年有給休暇を使い果たす作戦でイタリアへ料理修行。年に1〜2回のペースで子連れでイタリアの農家やマンマの家々を転々としています。
HP→http://www.ristorante-ritz.com
Facebook"マンマの台所Ristorante Ritz"→https://www.facebook.com/ristoranteritz/

著書に「トルテリーニが食べたくて」
日本ソムリエ協会認定ワインアドバイザー
U.M.A.O.オリーブオイル鑑定士
イタリア料理、子育てから、日本の旅、秘湯まで。

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