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栗、くり、クリ♪

2011_10_22_2
そうして今年も私の頭の中では「栗、くり、クリ♪」のメロディが流れ始めた。
夏のイタリア後、心からっぽのままボーっとしていたら、いつの間にか秋。とっくに栗尽くしの生活に、気が付けば突入している。イタリアの次に、私のお尻を叩いてくれるものは、やっぱり栗だ。

銀座千疋屋のマロンパフェに、プレシューズのモンブラン、和光のモンブランにパフェ、お気に入りの和菓子屋の栗蒸ようかんや栗餅、もちろん八百屋で二日に一回のペースで栗を買い、そのまま茹でて食べたり、栗ごはんにしたり…などなど、一通りの毎年の儀式は無事進行中。
しかし今年は、誠に残念なことがひとつ。
15年来、この時期に欠かさず訪れている栗の里・小布施に、臨月の時でさえ大きなお腹を抱えて執念で通った小布施に、今年は日帰りですら行っている時間がないのだ。
日本一の茶巾絞り栗きんとんも、朱雀も、食べられない。けど、せめて栗自体は堪能しようと、毎年購入している栗農家に発注。

そして今日、小布施の誇る栗の王様品種「銀寄せ」が、やっと到着した。
秋の訪れが遅い今年、栗の生育も大幅に遅れたとかで、例年より2週間ほど遅かったのではないだろうか。
いや~、もう一週間遅れたら危ういところだった。よかった~、イタリア行くまでに間に合って。

ん?イタリア?
そんな声が聞こえてきそうですが…、そう、そうなんです。これまた大きな声じゃ言えないのだが、実は来週から再びイタリアです。
Mが小学校に上がって以来、イタリアは夏休みのタイミングでしか行かれなくなって久しいけれど、夏のイタリアは、料理修行や食材取材にはもっとも不毛な季節。さらに秋でないと会えない人たち、堪能できない料理…は数え上げればキリがないのが正直なところ。この3年、ずっと我慢してきたのだけど、今回、思い切って行くことにした次第。
主な目的は、自らの取材が3分の1、成長したMとの再会を願う人たちへの挨拶回りが3分の1、もう3分の1は新生Nの顔見せ興業といったところか。
十数年前に私が修業させてもらった地、古巣のピエモンテとエミリア・ロマーニャを回る旅である。

しかし、夏のイタリアから帰国してからというもの、放電しっぱなしで立ち直れないまま、栗シーズンに突入して栗に現を抜かしていたら、やばっ、出発までもう1週間を切っているではないかっ。
準備で最も大変なのは子供の支度(×2だから、これがまたツライ)。
おまけに、今回は、日本の今の気温は真夏日並み、北イタリアの気温は朝晩は真冬並みの5度とか。
普通なら、今着せている洋服を基準に持ち物を揃えればいいんだけど、一足早い冬支度に頭がついていかない。
特に、昨年の新生児から一転した格好をさせることになるであろう次男にとっては、冬物って何着せりゃいいんだ?

同じく11月生まれの長男Mも、同じように8カ月のときの夏と、11か月のときの10月にイタリアに連れて行っている。
ゆえにMの時のイタリアのアルバムを見れば、どの服を持っていけばいいかわかることに気が付いた。
で、Mが来ていた当時の服を押入れの奥から引っ張り出して着せてみると…
ええーっ!小さすぎて着れないよぉぉぉぉぉ
今度はMが2歳になった直後の冬服を引っ張りだして着せてみると…
ちょうどいいじゃん。
しかし、Nがめちゃくちゃデカいのかというとそうではなく、むしろ検診のたびに「小さ目ですね」と言われているくらいなので、長男Mはよっぽど小さかったということなのね。
 
当時の服を片っ端から洗濯し、イタリアに持っていくべきものを選って、きれいに畳んでカゴの中に入れるという作業を終えてひと段落。
Nを床の上に“放し飼い”にしながら夕飯の支度にかかる。
珍しく、し~んと声ひとつ立てないときは、不吉な予感……台所から身を乗り出してそっと様子を見ると、カゴの中におさめたばかりの服を漁るN。右手で1ま~い、左手で1ま~い、また右手で1ま~いと交互に、見事なまでにパンクチュアルに。絵にかいたようなイタズラの光景、思わず最後まで見届けてしまう。

そんなこんなで、旅の準備は遅々として進まず。やばし…。
2011_10_22_1


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ritz

広告代理店コピーライター
イタリア家庭料理研究家
HP→http://www.ristorante-ritz.com
著書に「トルテリーニが食べたくて」
日本ソムリエ協会認定ワインアドバイザー
イタリア料理、子育てから、オペラ、日本の旅、秘湯まで。

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