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イタリア スマホ通信⑧ノンナ・アンナ(アンナおばあちゃん)



ロレッラのマンマのことをノンナ アンナ(アンナおばあちゃん)と図々しく呼ばせてもらって早くも一週間。
私たちのおさんどんだけでなく、Nの離乳食にかかせない野菜のブロード(だし汁)もノンナ アンナが用意してくれたおかげで、Nも食欲旺盛にイタリア式離乳食を食べている。
Mはパスタ取り分け用のお玉にこびりついたラグーまであますことなくペロペロ舐めて、別人としか思えない食べっぶり。
ノンナ アンナの料理の虜と化している。

持ち家のアパートの一階に住んでいるアンナは、三階のロレッラの部屋にいる私たちの動向を、何故かいつも察していて、さあ街へ繰り出そうと階段を降りて行くと、すでに一階で待ち構えている。
「今日はどこいくの?暑いから帽子被っていきなさい。Nになにか食べ物や飲み物はもったの?」

穏やかでボソボソと小さい声だけど、よく聞くとひっきりなしにしゃべっていて、何から何まで気にかけてくれているのがわかる。

私たちが買い物に夢中になってすっかり帰りが遅くなってしまうと、ロレッラの部屋の玄関前には赤いカゴが。それはノンナ アンナが料理を運んできてくれてる証。
部屋に入ると、Nにはすっかり料理が、私たちにはラザニアが、あとは食べるばかりと待ち構えている、なんてことばかり。
これじゃ料理を習うどころか、実家に帰ってきた態度のでかい娘みたいなんだけど、
そんな私におかまいなしに?ご飯が終わるとすぐに
「今夜は何を作ろうかしらね…」と早くも夜ご飯のことを考えているノンナ アンナ。



なんだか、行動のひとつひとつが、何から何まで日本の本当のバーバにそっくりで、Mはもちろんだけど、Nまでが、ノンナ アンナが入ってくると、日本でもバーバにしか見せたことのない、
ニッカー!と満面の笑みで、両手を差し出し、抱っこして、のポーズ。
ノンナ アンナの赤い籠に入ってご機嫌にしている。

昼に夜にノンナ アンナの手料理を堪能しつつ、午前中は近所の湖へ、或いは夕方からオルヴィエートの街へ。
そんな極楽みたいな私たち母子の「バカンス」ものこすところあと一にち。
ああ、帰りたくないな。


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ritz

広告代理店コピーライター
イタリア家庭料理研究家
HP→http://www.ristorante-ritz.com
著書に「トルテリーニが食べたくて」
日本ソムリエ協会認定ワインアドバイザー
イタリア料理、子育てから、オペラ、日本の旅、秘湯まで。

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