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イタ馬鹿日誌

昼は会社員、夜は母、週末は自宅で料理教室。ristorante-ritz.comのイタリア馬鹿な日々。

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イタリア スマホ通信⑤




Finalmente ha dormito bene
寝たーっ。
三日目にしてようやくぐっすり熟睡のN。私も久々にすがすがしい朝を迎える。

昼ご飯に招待してくれたグラッツィアの家はここから車で一時間。以前、彼女が経営していたアグリに私が両親とともにとまったのが六年前。以来、こうして私がウンブリアにくるたびに、招待してくれる。
Nにまで用意してくれた、野菜のブロードで煮つめたズッキーニの離乳食。久々にちゃんとした離乳食にありつけてNもご機嫌だ。
グラッツィアの世界をまたにかけた波瀾万丈の人生は話すと長くなるのでまた今度にするけれど、インテリで優しくて、いつもうちの両親ともども気にかけてくれて…
料理というのは、その人の人柄を一番よく表すものだといつも思うけれど、トマトをあえただけの夏のパスタも、子牛のソテーとほうれん草のつけあわせも、ドルチェのカスタードクリームも、思いきりシンプルな中に、体じゅうにしみわたるような滋味が満ちていて、再会の時間を愛おしむはずが根ほり葉掘りレシピを聞いてメモってしまったのだった。

宿に戻って一息つくまもなく、Mはみんなと最後のプールに最後のサッカーゲーム。
出が悪いうえに熱くなったり冷たくなったらする至極不便なシャワーも最後だと思うとなんだかさみしい。

最後の晩餐、セコンドはほろほろ鳥の詰め物ロースト。この宿でいちばん好きな肉料理、レイラちゃんのママやロレッラがN代わる代わる抱っこしてくれるおかげで私も堪能した。
ここにはパパの代わりも、ママの代わりもたくさんいる。
「Nのおっぱいになるんだから2人分食べなきゃダメだ!」
パスタも肉料理も必ず二回食べさせられている私。去年、おおきなお腹できたときもまったく同じ目にあってたっけ。

母子三人にとって、それぞれかけがえのない体験ができた秘境のバカンスも今夜で最後。

ベッドに入ると、Mが例のムカデみたいな虫をついに発見してしまい、私の御用となる。
夜な夜な壁を行き交うのを見届けてきたけど、いざいなくなるとなんだか夜中の授乳の友がいなくなったようで、ふと寂しさを覚えてしまったりして。

明日からはオルヴィエートのロレッラの家でマンマの料理を習いながらのんびりする予定…。
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ritz

Author:ritz
イタリア家庭料理研究家
本業は広告代理店コピーライター
1999年以来、毎年有給休暇を使い果たす作戦でイタリアへ料理修行。年に1〜2回のペースで子連れでイタリアの農家やマンマの家々を転々としています。
HP→http://www.ristorante-ritz.com
Facebook"マンマの台所Ristorante Ritz"→https://www.facebook.com/ristoranteritz/

著書に「トルテリーニが食べたくて」
日本ソムリエ協会認定ワインアドバイザー
U.M.A.O.オリーブオイル鑑定士
イタリア料理、子育てから、日本の旅、秘湯まで。

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