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イタ馬鹿日誌

昼は会社員、夜は母、週末は自宅で料理教室。ristorante-ritz.comのイタリア馬鹿な日々。

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とっくに100日過ぎていた。

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下の子って、ほんとにかわいそう。
おしゃぶりの消毒も、上の子のときはあれだけ神経質に、煮沸だミルトンだとやっていたのに、水道水で洗ってパッパでそのまま口へ。
ちょっとくらい泣いても、あーこりゃ眠い証とばかりに放置されそのまま文字通りの泣き寝入りでいつの間にかスヤスヤ。
予防接種も定期検診もうっかり忘れそうになって慌てて予約するという具合。

で、そういえば!とっくに100日過ぎてるじゃん!
忘れてたよおおお、“お食い初め”。

ネットなどで調べた末、120日までの間にやればよいという説を信じて、早速週末に敢行。
Mのときに買った立派なお食い初めセットは、なぜか見当たらず、母と買いに出かけるも
「どうせ1回こっきりで終わっちゃうんだから、のちのち実際に使えるものを」と
子供用のお茶碗と朱塗りの小さなお椀、そして来客時に使えそうな同じ朱のお盆を購入。
うわあ、安上がり。こんなところでも、下の子ってかわいそうね~。

鯛、煮物、お澄ましは、母に作ってもらう。
丈夫な歯になるようにと願いを込めて箸でなすりつけたあとに赤ちゃんの歯茎にふれるという小石は、近所の氏神さまの境内のものや、海や川など水辺のものがいいらしいと書いてあったので、イタリアの海でMが広い集めた石の中から3つ拝借。プーリアのものか、サルデーニャのものかシチリアのものか、覚えがないんだけど、まあよしとしよう。

まだまだ2か月近く経たないと、離乳食は始まらないけれど、お食い初めはそんな来たるべき離乳の日に向けた儀式。だからもちろん、食べるといっても真似ごとだけ。
家の中で一番長寿の人に箸をとってもらうのが常らしいが、爺様はデイホームの日で留守のため、M、私、夫、母とで代わる代わる食べさせる真似をしてやる。
おいおい、何が始まるんだよ~~~、なにすんだよ~~~と怪訝そうな顔のN。
白いご飯だけは、1粒だけ実際に口の中に入れてやると、なんじゃこりゃ~~~といった表情。つづいて箸の先にお吸い物を浸して口の中に入れてみると、今度は苦虫をかみつぶしたような顔。
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どうやら指のほうが旨いらしい。
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なあんてことしながら、さんざんNをいじって遊んでいたら、忘れたころに、口に入れてやったはずのご飯つぶが出てきたみたい。口元についている。
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まだまだ母乳がいちばんのN。
でも早くも4月からは保育園デビュー。Mのときは保育園で搾乳もあずかってくれたおかげでたっぷり1年間は与えつづけた母乳だけど、Nが通う保育園では早々にミルクに切り替わり、とっとと離乳食が始まるわけだ。
私も後ろ髪を引かれるようで切なくなる。やっぱりかわいそうだな、下の子って。

さて、そんな不憫な次男坊、しかしその扱いやすさといったら、長男のときとはえらい違い。
早くも2か月くらいの時点から、授乳間隔は早くても4時間。夜に至っては6~7時間空くこともあり、こっちが胸が張って痛くて目を覚ましてしまうほど。
こんなに寝ちゃったら、明日の昼間寝てくれないんじゃないかと心配になるが、昼間は昼間でよく眠り、こんなに寝ちゃったら今夜寝てくれないんじゃないかと心配になるが、夜は夜でまた眠る。
そういえば“寝かしつける”なんて行為も無用で、夜は風呂上りにオッパイあげて、暗い寝室のベビーベッドにごろんと放置しておけば、ホゲ~と独り言いったり、エヘヘと笑い声がしばらく闇に響いた後、そのまま一人で寝てしまう。

むしろ布団に入ってもなかなか眠ってくれないのは長男Mのほうで、いまだに「ママも早く歯磨いてベッドに来てね」と一人じゃ寝られない。やむなく私が寝支度を終えて寝室に入っていくと、ベビーベッドからは早くもスースーと寝息。
「うわー、Nちゃんは偉いね。赤ちゃんなのに一人で寝ちゃったよ。うわー、お兄ちゃんも偉いね。すやすや寝てるよ」と寝たふりをしているMの横にもぐりこむと、タヌキ寝入りをこらえきれずに、くっくっく…と笑いだす。
ほれ、早く寝なさい、Nちゃんなんかとっくに寝てるじゃないのよ、と苦言を呈すると
「ママ、Nちゃんも寝たふりしてるんじゃない?」
んもーっ、赤ん坊が寝たふりなんかしないっつうの。
8歳も年上の兄貴のほうが赤ちゃんみたい。これじゃそのうち弟にやられちゃうんでないの?と真面目な話、心配になる。
ん?もしかして、かわいそうなのはむしろ上の子だったりして。

そんなこんなで、Nが生まれてから113日。
お食い初めも無事終了。
離乳に向けた儀式は、実は、私自身の復職に向けた儀式でもあるのかもしれない。
好んで決めた4月からの会社復帰だけど、Nの保育園の送り迎えに、Mの習い事の送り迎え、そのうえ仕事してご飯つくって弁当つくって…、あ、もっと大事なこと、イタリア料理活動だって執筆活動だって復活しなくちゃ…、そんな生活、私にできるんだろうか。
考えれば考えるほど、だんだん怖くなってくる。
解決策はただひとつ、考えないようにすること。かな。
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コメント

うちもそうです。

お久しぶりです。地震のその後も大丈夫そうで安心しました。

うちも下の子は写真も少ない。お風呂も赤ちゃん用の風呂桶でなく、いきなり湯船にドボン!
バージンヘアの筆も未だに切ったまま作ってない。洋服もほとんどお下がり。
命名の習字にいたってはプリントアウトで済ましてしまっています。
...でも怒られるのは決まって長男。
そして何故か次男の方が成長が早くて大きい。
うまくバランス取れてるのかもしれませんね。

ツイッター(@checkerflags)始めてから
ブログの更新がおろそかになってしまいました...。
頑張ってこちらも更新しますね。

長男ばかり叱って頭はたいてたら、
頭悪くなっちゃうんじゃないかと思い、
最近はお尻をはたくようになりました...。

ぜひぜひ、愛くるしいご子息の写真満載のブログ、どうか更新してください。

うちのは、自分で頭たたく自虐ギャグにハマってます。
ん?ある意味、防衛策?
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Profilo

ritz

Author:ritz
イタリア家庭料理研究家
本業は広告代理店コピーライター
1999年以来、毎年有給休暇を使い果たす作戦でイタリアへ料理修行。年に1〜2回のペースで子連れでイタリアの農家やマンマの家々を転々としています。
HP→http://www.ristorante-ritz.com
Facebook"マンマの台所Ristorante Ritz"→https://www.facebook.com/ristoranteritz/

著書に「トルテリーニが食べたくて」
日本ソムリエ協会認定ワインアドバイザー
U.M.A.O.オリーブオイル鑑定士
イタリア料理、子育てから、日本の旅、秘湯まで。

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