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イタ馬鹿日誌

昼は会社員、夜は母、週末は自宅で料理教室。ristorante-ritz.comのイタリア馬鹿な日々。

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ひとりぼっちパスタ

carbo
「イタ馬鹿日誌」のタイトルむなしく、ただの子育てブログになりつつある今日この頃。不本意だけど致し方あるまい。せめて昼ごはんくらいは、イタ馬鹿になってみるか。
というわけで、イタリア行き復活への願いもこめつつ、平日のひとりぼっちランチは、パスタ、パスタ、パスタ。毎日パスタばかり食べている。
とはいえ、授乳と授乳の合間、かつNの機嫌のいい隙を見計らっての料理。時間も手間もかけられないし、買い物に行けるわけでもないから毎回冷蔵庫を開けて余りものを見渡してから考える。行ってみれば「余りもの使って10分でできちゃう即席パスタ」。まるでそこいらの安っぽい料理本なんかにありそうで情けない限りだが、あえて披露してしまおう。

冒頭写真はカルボナーラ。イタリアでは家庭で作る場合は、お茶漬けみたい感覚。とてもじゃないがお客さんなんかには出せない即席料理の代名詞みたいなもの。
生クリームなど加えるのは亜流。新鮮な卵、パルミジャーノがあれば十分においしい。
パスタをゆでている間に、ボールに卵黄、すりおろしたパルミジャーノ、ナツメグ、コショウを一緒によくあえ、ここによく炒めたベーコンをくわえておく。茹で上がったパスタをボールに入れ、手早くあえてできあがり。


pista
一昨年シチリアに行った際に買ってきたピスタチオ・ペーストの瓶詰を戸棚から発掘。やばい、賞味期限が過ぎている。けど、自分の腹におさまるんなら、ま、いっか。
玉ねぎと生ハムのみじん切りを炒めたところにペースト投入、牛乳をちょこっと加えて軽く煮詰める。瓶の蓋についてたレシピによると生クリームも必要とか。しかし生クリームなど常備しているはずもなく…たまたま昨日、隣家の人からいただいたロールケーキのホイップ部分をちょっとだけ拝借。で、濃厚ピスタチオソースのできあがり。


broccoli
パスタを各種しまっている引き出しの中を整理すると、出てくるわ出てくるわ、「中途半端に消費して中途半端に余ってるパスタ」の袋たち。一人分には足りないショートパスタをかき集め、人様に出すにはあり得ない“ミックス状態”。これもひとりぼっちランチだからできること。冷蔵庫で、同じく中途半端に余っていたブロッコリもパスタと一緒にゆでてしまう。その間、フライパンではオリーブオイルとニンニク熱した中にアンチョビ入れて、よく炒めておく。ここに茹で上がったパスタとブロッコリをぶっこんでできあがり。


funghi
前の晩のしゃぶしゃぶで余ったエノキやシイタケなどキノコ類を細かく切って、ベーコンを隠し味に加えて炒めただけ。パルミジャーのをたっぷりかけちゃえ。


salmone
冷凍庫を見渡すと、正月の豪華おせちにはいってた上等サーモン。あまったから冷凍しておいたんだった。細かく切ってざっと火を通し、バターをあえて。塩気が足りないので、ケッパーも混ぜてしまおう。

cavolo
これまた中途半端に余ったキャベツ。これこそアンチョビに最もふさわしい野菜なので、キャベツとアンチョビのパスタに即決。作り方は先のブロッコリのと一緒。


spinaci
京都の我が心の姉、Mさんからイタリアのお土産にいただいたスペックを使って、とにかく何かつくりたくなった。
フライパンでみじん切りにしたネギをよく炒めたあとに、お弁当の残りのあまったほうれん草みじん切りを加えてさらに炒める。ここに、スペックのみじん切りを投入。
パスタは、インテグラーレ(全粒粉)のスパゲッティに。スペック&全粒粉パスタ=トレンティーノ風ということで勝手に自己満足。



平日のひとりぼっちパスタ。調理にかける時間はどれも、パスタをゆでる時間のみ。
こう言っちゃなんだけど、安っぽい主婦向け雑誌からお声がかかったっていいくらいの、だれでもつくれる超簡単料理。でも私からしてみればなんとも虚しい乾燥パスタの日々。
トルテッリーニとか、ラザーニヤとか、つくりたいよ~。食べたいよ~。
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コメント

ritz様、こんにちは。
このレシピはとても参考になります。
料理素人の私にとっては
簡単・早い・安上がりは大事なポイントです。
で、話は変わりますが上の子育て日記にありましたが
いっそ「マザコン男」に育ててしまうのはどうでしょう?
彼の地イタリアみたいに・・・。
読んで思うことですが
いつもバイタリティ溢れんばかりの行動力に
感心することしきりです。
ホント「母は強し」と感じます。
母子ともにお元気でなによりです。

sicheta_miuさま
マザコン男計画、実はひそかに狙ってます。
もともと世界中、東西とわず男はマザコン、
でもそれを成年男子たるもの言葉や行動に出すのは女々しいという
近代以降の日本人のゆがんだ美意識が、
今の日本の殺風景な家族構造を作ってしまったのではないかと思うわけです(持論)。

イタリアだって、嫁、姑問題、なくはないけど、
しかし嫁さんも夫のマザコンは認めざるを得ないし、
妻は「夫のマンマ」にかなうはずがないとわかっている。
そして、いずれは自分も、不動のマンマの座に君臨することができるという自信と余裕がある。
そんなマンマ主義が脈々と受け継がれているからこそ
かの地にはいまだに、大家族主義がうけつがれているわけで…

長くなりました。つい。

さて、かたや人間観も家族観も乏しくなるいっぽうの貧乏国家ニッポンで、
私ひとりでどれだけマンマ主義を実現できるのか…
やるしかない、がんばるしかない、ですね。

カルボナーラ絶品です!

ritz様、

初めてコメントさせて頂きます。
ritzさんのレシピを拝見して、早速、カルボナーラを作ってみました!!
なっ、なんておいしいのですかーーーーーーーーーーーーー!
(ちなみにパルミジャーノはPIATTIからのお取り寄せです♪)
これはリピート間違いなしです!

夫は残念ながらイスラム教徒なのでベーコンは食べられませんが、自分なりにちょっとしたアレンジを加えて彼にも食べさせてみようかと思っています。
また是非是非、レシピを紹介してください☆

tomomiさま
piattiのパルミジャーノならバッチリです。きめてはチーズですから!
こんなレシピでいいのでしょうか…恐縮してしまいますが
またちょくちょくご紹介していきますね。
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Profilo

ritz

Author:ritz
イタリア家庭料理研究家
本業は広告代理店コピーライター
1999年以来、毎年有給休暇を使い果たす作戦でイタリアへ料理修行。年に1〜2回のペースで子連れでイタリアの農家やマンマの家々を転々としています。
HP→http://www.ristorante-ritz.com
Facebook"マンマの台所Ristorante Ritz"→https://www.facebook.com/ristoranteritz/

著書に「トルテリーニが食べたくて」
日本ソムリエ協会認定ワインアドバイザー
U.M.A.O.オリーブオイル鑑定士
イタリア料理、子育てから、日本の旅、秘湯まで。

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