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イタ馬鹿日誌

昼は会社員、夜は母、週末は自宅で料理教室。ristorante-ritz.comのイタリア馬鹿な日々。

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男部会

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出産予定日の6週間前、つまり10月6日から産休に入れるはずだったのに、最後に手掛けていた仕事のスケジュールが延びに延びて、結局2週間以上も産休取得を遅らせることに。
本当なら、今頃とっくに産休に入っていて、当初のもくろみ通りに、親しい仲間や仕事で一緒のスタッフを除けば、周囲にほとんど知られないまま “人知れずこっそり産む”ことができたのにな。
親しい先輩の話によると、入社数年目の若いやつがこう聞いてきたらしい。
「律子さんが妊娠したってホントっすか?オレ、噂聞いて、まじかよと思って、よ~くお腹を見てみたんですけど、わからないんですよね」
それもよほどのアホだと思うが、こうして3面記事のネタにされるのがオチなのだ。超高齢出産というやつは。

さて、本来なら産休に突入する記念すべき日だったはずの10月6日の夜に、会社の部の部会を拙宅で行った。
総勢8人の部員は、上から55歳、45歳、43歳、40歳、30代後半が3人に、20代後半が1人という比較的年齢層の高いのグループ。私を除いてオール男子、つうか、おっさんである。
今日は正々堂々とお休みを頂戴し、午後からクチーナに閉じこもり、ひたすら料理、料理、料理。
でもこうして一人で黙々と、そして自分のペースで料理に集中するのは、嫌いじゃない。妊婦といえども、つらくない。むしろいい気分転換。
ペントハウスみたいなといえば聞こえばいいが、斜線規制上、こういう構造にならざるを得なかった北側の幽閉部屋みたいなこのクチーナに、こうして西日が差し込む時間帯は、私の一番好きな光景でもある。

夜7時をすぎて三々五々人が集まり、宴会開始。
今日のメニューは、
Antipasti: 
*盛り合わせ(パプリカのクリームツナソース・トマトの詰め物入りグリル・鶏レバーのクロスティーニ・パンチェッタのセージのクロスティーニ)
*ブロッコリのムースの上に、カブのポタージュを乗せたココット
Primo:
*小エビと野菜のリゾット
Secondi:
*アマダイとイサキのアクアパッツァ
*地鶏のソテー、コニャック味のブドウ煮込み

前菜もたっぷりと、セコンドも二つも用意したのだけど、それでも「やっぱりパスタが喰いてーなー」と急遽パスタも作り、
ワインも記憶によれば6本は用意したのに、あっという間に「酒が足りねーなー」状態で旦那のセラーから3本追加したし…。
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いやあ、よく喰うわ、よく飲むわ。
おっさんだし…、と半ば甘く見ていたが、どっこいザルのように食べ物も飲み物も平らげていく男ども。
こっちはまるで下宿人の世話をしている「寮のおばさん」にでもなった気分であったが、それはそれで、正直、気持ちがいいものだ。

みんなが帰宅したあと、深夜のクチーナでひとり最後の片づけをする。この時間もまた、私の好きなひととき。
今日一日、フル稼働してくれたクチーナと自分に、そうそう、そして頑張ってしがみついていてくれたお腹の中の子に感謝しつつ、テーブルの上に出しっぱなしになっていたレモンチェッロの残りを、グビっと味わって床についたのであった。

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コメント

ありゃ、たつやさん、ごぶさたです。かつたさんも、すずきくんも。楽しそうに笑ってるなあ!りつこさんの料理,ぼくも食べたいです。お腹空いた。みなさん、伊豆にお越しの際はぜひ我が家にもお寄り下さいねー。
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ritz

Author:ritz
イタリア家庭料理研究家
本業は広告代理店コピーライター
1999年以来、毎年有給休暇を使い果たす作戦でイタリアへ料理修行。年に1〜2回のペースで子連れでイタリアの農家やマンマの家々を転々としています。
HP→http://www.ristorante-ritz.com
Facebook"マンマの台所Ristorante Ritz"→https://www.facebook.com/ristoranteritz/

著書に「トルテリーニが食べたくて」
日本ソムリエ協会認定ワインアドバイザー
U.M.A.O.オリーブオイル鑑定士
イタリア料理、子育てから、日本の旅、秘湯まで。

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