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イタ馬鹿日誌

昼は会社員、夜は母、週末は自宅で料理教室。ristorante-ritz.comのイタリア馬鹿な日々。

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本番に強い男。

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うちの愚息の時代劇好きといったって、せいぜい新聞紙で刀、というか、タダの棒を何本も何本も、つまりゴミをひたすら増やしているというのが実態。
かたやクラスのAくんの好きなものへの執着力といったらすばらしい。Aくんは昆虫が大好きで、クラフトでこうして表現してしまうほど。この素晴らしい手作りの作品、うちの息子のお誕生日のためにわざわざ作ってくれたものだ。Aくん、ありがとう!

しかし、そんな夢のような息子のお誕生日ウイークもそう長くは続かなかった。
ジャン。なんと、うちもついに、インフルエンザになりました。
といっても、最初は鼻水がでるくらいだったので、いきつけの医者に寄って薬を出してももらってから登校。
学校では元気いっぱい、その日は剣道も行って元気いっぱい。だけど夕方、ふとなんとなく熱を測ってみたら7度5分。
翌朝は7度に下がっていたから、なあんだ、やっぱりただの風邪かあ、と思ったものの、次の日からの土日は保育園仲間の3家族と温泉に行くことになっていたから念のためと思って再び医者にいったら…A型の陽性反応が出た次第。
今まで、学校に行くのがイヤだとどんなにぐずった朝も「皆勤賞だと、なにかもらえるよ!」をエサに一日も休まず出席していたけど、ついに初めての欠席。しかしさらに残念なのは、温泉に行けなくなったことだ。

赤ちゃんの頃から決して丈夫な方ではなく、保育園で何か病気が流行れば真っ先にもらってくる子供だった。
それでも、たった7ヶ月の頃からイタリアにも通算10回、国内旅行や温泉もこれだけあっちこっち行っていながら、今まで一度たりとて旅の予定をキャンセルしたことはなかった。
まさに病気の合間をちょうどいい具合に縫って出かけてこれたというのは彼自身の持つ運の強さなのではないかと。
「本番に強い男」。それが私のひそかなる自慢だった。
だったのに…母としては、そのジンクスが今回ついに崩れたことだけが、ただただ残念である。

しかし、これから年末にかけて、合唱団のクリスマスコンサートに向けた特訓に、本番に、それからスキー合宿にと、大事な予定が目白押しになっていく彼にとっては、早めにインフルエンザにかかっておいたほうが何かと安心ではある。
しかも、考えてみたらお誕生日も元気に過ごし、学校の収穫祭の劇では「MMおじさん」の大役も無事に果たした後での発病である。
いろいろ思えば、この週末にインフルエンザにかかっておくのが最良だったのかもしれない。
ということで、「本番に強い男」の異名は捨てずにおこうかと思う。


さて、致し方ないのでこちらも会社を休んで看病…といっても、なにぶん7度台の微熱ゆえ、本人は極めて元気で、なんで自分が学校を休まされているか自覚すらない。
ねえ、ママと一緒にちょっと横になって休もうよ、と無理やり寝室に連れて行き、ベッドで一緒に横になるも、気がつけば私ひとりが爆睡…
「ねえねえ、ママ。0120-×××-○○○にいますぐ電話して!」とゆすり起こされて目が覚める。
「今から30分以内に電話すれば無料サンプルがもらえるんだって。お肌が10歳も若くなるんだってさ!ねーねー、早く電話したほうがいいよ」
私が大事にしていた便箋に思い切り息子の汚い字で書かれたフリーダイヤルのメモ。
どうやら一人でテレビ三昧を楽しんでいたらしい。

テレビばっかり見ちゃだめよ、とテレビを消せば、今度はひたすら家の中でボール投げに、サッカーに、イスからとびおりてチャンバラごっこに…。有り余った体力を発散しきれずに、むしろ普段よりも狂気じみた元気さでギラギラしてるくらい。
ある意味、これもインフルエンザによる「異常行動」というべきか。
息子の、行き場を失った有り余った元気を受け止めるだけで、つきあうほうもぐったりだ。

翌土曜日からはすっかり平熱に。
いったいなんで私たちは土曜も日曜も家に閉じこもってなくちゃいけないんだろうね~と親のほうもうっかり自覚をなくしてしまうほど元気なのである。
思えば、こんなふうに微熱のままインフルエンザと気づかずに子供を学校のやってしまう親も意外と多いのではなかろうか。新型インフルエンザが異常なスピードで感染していくのはそんなところにも理由があるような気がする。

おかげさまで息子は週明けから早々に学校に復活、軽く済んだことに感謝しつつ、年末に向けて親子ともども頑張らねば。

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ritz

Author:ritz
イタリア家庭料理研究家
本業は広告代理店コピーライター
1999年以来、毎年有給休暇を使い果たす作戦でイタリアへ料理修行。年に1〜2回のペースで子連れでイタリアの農家やマンマの家々を転々としています。
HP→http://www.ristorante-ritz.com
Facebook"マンマの台所Ristorante Ritz"→https://www.facebook.com/ristoranteritz/

著書に「トルテリーニが食べたくて」
日本ソムリエ協会認定ワインアドバイザー
U.M.A.O.オリーブオイル鑑定士
イタリア料理、子育てから、日本の旅、秘湯まで。

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