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栗拾い

kurihiroi
え?なんでこんなところにマメ?
包丁を握ってイタタとなって気がついた。右手人差し指の関節の下にぷっくりと小さなふくらみが。…どうやら栗のむきすぎでできたマメのようだ。自分でも呆れてしまう。

さて毎年この季節、イタ馬鹿日誌は、クリ馬鹿日誌と化す。
この茨城の農園も、12~3年前に行き始めた頃は、栗拾いの客が私たちだけなんてこともあった。子供も居なかった頃に、大のオトナが二人して栗拾いだなんて、その頃から相当なクリ馬鹿だったわけだ。

そこいらの商売っ気たっぷりの観光農園と違って、古い平屋の家に、大きな納屋、小さな畑をぬけると梨園、奥には鬱蒼とした栗林が広がる、かざらないただの農家みたいなところが好きで、通っていた。
腰の曲がったおばあちゃんが亡くなってからは、近所のおばちゃんたちが総動員で手伝ってるけれど、年々、家族連れでごったがえすようになるにつれ、テンパってるおばちゃんたちを見るのもなんだかつらくなってきて、2年ほど前から足が遠のいていた。

でも保育園で一緒だったお友達のママから「Mくんたちが行ってた栗農園って、どこですか?行ってみようと思って」と尋ねられると、ああ、なんだかやっぱり拾いに行きたくなってしまって、ついつい同行してしまった次第。

「インターネットっちゅうのができてさ、ほれ。だから、みーんなそれ見てくるワケよ。うちのところがイチバンになったっていうからさ」
ランキングか何かのことを言ってるのだろうか。北関東訛りバリバリのおばさん、十数年前からずっと手伝いに来ているおばさんだ。

茨城の栗は出足が早いが、終わりも早いようで、この週末で栗拾いもおしまいとか。
なるほど、木を見上げるも、イガはほとんど残っていない。それでも今年は夏が暑かったせいか、例年より実が大きい。落ちた栗の争奪戦と化していたけれど、片っ端から拾っていったら、バケツ2杯がいっぱいになった。やっぱり自分で拾う栗は、また格別にいとおしいものだ。

見回すと子供たちがいない。
「おっ、ここにも居た!」
「うわ、デカっ。こんなデカイの見たことないよ!」
kurihiroi_2
~栗よりも コオロギ 拾いて くる子かな~ 

最後に、ついでに大根も一本200円で畑から抜かせていただく。大きな大根、見たことがない。かつぎあげた息子が思わずよろよろとよろけている。葉っぱもみるからにおいしそうだ。
daikon

さて、家に帰って改めて栗の袋を広げると…やっぱり拾いすぎちゃったかも。
市場用と違い、虫止めなどを施してない分、早く食べてくださいと言われた言葉がよみがえる。
まずはこの日の晩は栗ご飯。食後は茹で栗をむきまくってバクバク。当然、次の日の息子の弁当もまた栗ご飯。その次の日の弁当も栗ご飯。
気がつくと、朝から晩まで栗をむいている私。こりゃ、マメもできるわけだな。
bentou

会社にいても栗のことが気になって仕方がない。
今夜は栗で何つくろう、栗のリゾットかな、栗のプリンもいいな、とか。
ああ、でも虫がわいて他の栗もダメになる前に茹でてしまえばよかったかも、とか。
馬鹿です。正真正銘のクリ馬鹿です。

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ritz

広告代理店コピーライター
イタリア家庭料理研究家
HP→http://www.ristorante-ritz.com
著書に「トルテリーニが食べたくて」
日本ソムリエ協会認定ワインアドバイザー
イタリア料理、子育てから、オペラ、日本の旅、秘湯まで。

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