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イタ馬鹿日誌

昼は会社員、夜は母、週末は自宅で料理教室。ristorante-ritz.comのイタリア馬鹿な日々。

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シチリアのレモンな日々に戻ってみた

レモンチェッロ
さて、急性難聴の方は相変わらず、一向に完治する気配のないまま9月ももう終わってしまう。
イタリアでは、カラッとした青空の下、あんなに毎日絶好調で、完治したものだとばかり思っていたのに。
「よっぽど日本に向いてないカラダなんだね」とか「イタリアに行けば治るんじゃないの?」と周囲から言われるのも、まんざら冗談でもないような気がしてきた。
こうなったら、毎日イタリアの太陽をイメージしながら暮らしてみよう。
「シチリアのレモンな日々に戻りたい」などと言ってる場合ではなく「シチリアのレモンな日々に戻りゃいい」のだ。
というわけで、腰を上げて、今月は、いつもの常連料理教室のほかに、数か月ぶりに【OPEN料理教室】のほうも再開。双方とも、仕入れてきたばかりのシチリア田舎料理のフルコースで、シチリアのレモンな日々に戻ってみた。

まずは先日作ったレモンジャムを、冷蔵庫にあったサルデーニャのペコリーノチーズに乗せて出してみる。
おいおい、サルデーニャのチーズにはコルベッツオのハチミツだろう、とサルデーニャ人に怒られそうだけど、これがまた意外にもマッチ。
レモンジャム

前菜は、シチリアの南部、アグリジェントのアグリトゥーリズモのキアラに習った、ナスのフライ。パン粉を細かい粉状にしたものを、分厚くスライスしたナスにしっかりつけてカリっと揚げる。
なすのフライ

パスタは、カジキマグロとプチトマト。シチリアではパキーノ産の小さいトマトとマグロで作るポピュラーなパスタソースのうちの一つ。
メインも魚で、カルトッチョと呼ばれる紙包み焼き(ホイルだけど)。
これらは、シラクーサのレモン農家の宿のマンマから教わった家庭料理。魚のお腹にはもちろん集めにスライスしたレモンをみっちり詰め込んで焼く。
カジキのパスタ
カルトッチョ

ドルチェは、再びアグリジェントのキアラ作のブドウを焼きこんだスポンジケーキ。すっごく簡単で申し訳ないくらいだったが、「これなら私、ウチで絶対作るわ!」と言ってもらえることもまた、お教えし甲斐があるというもの。

シチリア・フルコース、とどめはもちろん、8月22日に仕込んだレモンチェッロ。
皮をスピリタスに漬けこんで一週間、シロップを足してさらに一週間、暗がりで寝かせた計2週間後の9月6日は、お誂えのようにイタリア好き仲間の料理教室の日とも重なって、さっそく強制的に毒見さす。しかも、すっごくたくさん作ってしまったので、ワインを飲ませるかのごとく、飲ませてしまう。
夏に収穫される緑色のレモンでつくったレモンチェッロは、若草色がかった凛々しい黄色といい、爽やかですがすがしい香りといい、レモン農家のおばさんに教わったとおりに作ったら、本当におんなじ味にできあがった。う、うれしい。

さて、次はイタリアの、どこらへんの日々に舞い戻ろうかな。
イメージング・リハビリの旅は、まだまだつづく。



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コメント

レモン ゲット

【OPEN料理教室】楽しそうですね、さっそくの記事アップありがとうございました。
気にはなっていましたが何せ遠い?もので・・、いつか伺いたいものです、トホホ。
でも体調優れない時で大変でしたね、お察しします。
茄子のフライは我が家も定番です。こちらは「辰巳芳子」先生のレシピですが、つるっと皮剥いだ小ぶりの茄子をフライにしてウスターソースぶっ掛けて食してますよ。
カジキとプチトマパスタも美味しいですよね、たまーに食卓にのぼりますがイタパセないとしまんないですよね、これが。
そうそう、やっと青いレモン入手出来ました。今日、広島から届いた大漁?の鮮魚を知人宅におすそ分け。そしたら庭には柑橘樹木が・・・、「ひょっとしてレモンなんてないですよね」って聞いたんですよ。すると「ちょっと離れた畑にあるわよ、今年採ったのが冷蔵庫にあるから持ってってー」だって。まるでわらしべ長者気分で早々にやや大振りの青々としたレモンを五つゲット。信じられますかー、って帰り道々叫びたい衝動に駆られっぱなし(笑い)でした。
で、帰りにはさっそくスピリタス買い込んで来て明日さっそく仕込みます。
こちらのritzさん記事に出会わなかったらレモンチェッロなんて一生作ろうとは思わなかった筈、またまた感謝です。

ではお身体お大事に、次なる更新楽しみにしてます。

rizsさん、お久し振りです。
でも、いつもブログは楽しく拝見させていただいています。
あのコメントには一ヶ月早い(笑)
お料理教室の件でお聞きしたいので、メールしますね。
耳、大変ですね。
ritsさんにはイタリアが本当に合っているんですね。
前世は完璧イタリア人ですね(^_^)v

こんにちは!
耳、大丈夫ですか?
お料理教室、参加したかった~、残念。
近いうちにぜひお願いします。
シチリア、いいなぁ♪

皆さまには、一ヶ月間も放置してしまった当ブログを
見捨てないでいてくださり、感無量です。涙。

似非料理人様
ご自宅の庭には無花果の実がなり、広島からお魚を取り寄せて、ご友人宅にはレモンの木ですか。
なんとなくお住まいの場所がイメージできてきたような…?!
レモンチェッロ、成功するとクセになりますよ。今度は他のフルーツでつくろうかな、とか。いってみれば、梅酒づくりおばさんへの道、一直線って感じです。

stellaママ様
お元気でしたか?
私の前世はイタリア人、というか、シチリアの木陰で昼寝ばかりしてた猫だったのかも…。
予言風なコメント、気になりますぅ。メールお待ちしてますね。

Luca様
こんにちは!OPEN料理教室、11月後半くらいに開催しようと思います。そうでなくても、またお遊びにいらしてくださいね。
耳は、ううむ、いまひとつなんですが、もう気にしないことにしてまーす。
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Profilo

ritz

Author:ritz
イタリア家庭料理研究家
本業は広告代理店コピーライター
1999年以来、毎年有給休暇を使い果たす作戦でイタリアへ料理修行。年に1〜2回のペースで子連れでイタリアの農家やマンマの家々を転々としています。
HP→http://www.ristorante-ritz.com
Facebook"マンマの台所Ristorante Ritz"→https://www.facebook.com/ristoranteritz/

著書に「トルテリーニが食べたくて」
日本ソムリエ協会認定ワインアドバイザー
U.M.A.O.オリーブオイル鑑定士
イタリア料理、子育てから、日本の旅、秘湯まで。

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