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九州から、春、届きました。

ブロッコリ・ベーコン・トマトのファルファッレ


当ブログにいつもコメント頂いている、旧友で博多在住の「ゲンちゃんのママ」から、
今年も、どっかーんと届きました。野菜の宅急便。
ゲンちゃんのおじいちゃんとおばあちゃんは、福岡市内から、さらに車で小一時間ほど行った、山と川と田んぼに囲まれたのどかな田舎に住んでいて、
家庭菜園はプロ級の腕前。家より、畑の面積の方が大きいくらいだ。
毎年、九州に一足早い春がやってきて、一族だけでは食べきれないほどたくさんの野菜が採れると、こうして我が家にも、ゲンちゃんママから、野菜の定期便が届くのだ。

ダンボールを開けると、出てくるわ出てくるるわ、新聞紙に包まれたいろんな野菜たち。
私の制止をふりきって、息子が片っ端から野菜を”掘り当てて“いく。
「あ、ネギだー。わっ、キャベツもある!いらっしゃい、いらっしゃーい、キャベツはいかがですかー」
ああ、始まったよ、八百屋さんごっこ。
「安いよ安いよ。やったー。トマトもこんなにたくさん。お客さん、トマトいかがですかー。まだなんかあるよ、ん?なんだこりゃ、ブロッコリーかぁ?」
あっという間に、部屋中が新聞紙ですごいことになっている。
ほかにも、菜の花、春菊にフキノトウ、そして、まるでピーターラビットが食べてるみたいな、長い葉っぱのついた小さな泥ニンジンが12本くらい。か、かわいい…。
と、浸っている間にすっかりいつもの夕飯の時間を過ぎていることに気づく。やばっ。

ダンボールの底までついぞ辿り着かないまま、とりあえずメニューを直感的にイメージできたものだけを手にとって、急いで台所へ向かう。
フキノトウ。トマト。ネギ。ブロッコリー。春菊。
よし、今日はセコンド抜きのヘルシー野菜イタリアンで行こう。

春菊のスパゲッティ


パスタは二種。
ネギとベーコンを炒めた中に、さっと湯がいたブロッコリーを細かく割いて投入。トマトは思い切って4つ5つ分をさいの目に切ってぶっこんで、まるごと煮込めば一つ目のパスタソースはできあがり。
それにしても、このブロッコリー、茹で上げたあとの緑の鮮やかさといったらなんて美しいの!ありがちなエグミも一切なくて、ホクホクした甘さについ手が伸びて、危うくパスタソースに入れる分がなくなるところだった。
トマトもしかり。煮込むほどに、まろやかな甘みとジューシーな酸味が凝縮されて、缶詰のホールトマトなんて使うのがあほらしくなってくる。
もう一種は、春菊を、唐辛子とニンニクで風味付けしながらさっと炒めたあとスパゲッティに絡めたあっさり大人味。春菊の苦味に刺激され、胃が丈夫になっていくようだ。

順番が前後してしまったけど、もう一品はフキノトウのフリット。つまりは天ぷらだけど、
生地にちょっと一工夫。卵白を一度メレンゲ状にしておいてから生地を作れば、ふんわり揚がる。九州産フキノトウのあつあつの揚げたてに、同じく九州は鹿児島の「宝の塩」をぱらぱらっとふりかければ、立派な前菜、もしくはコントルノだ。
フキノトウのフリット



不思議だ。肉も魚も、これっぽっちも欲しいと思わないのは何でだろう。
新鮮な野菜の、人を元気にする力って本当にすごい。
甘み、酸味、そして苦味。春の野菜のいろんな栄養が体中にしみわたって、心の底からリセットされた気分になる。

最近、ちょっといろいろなできごとがあって凹んでたんだけど、ゲンちゃんママに、わかっちゃったのかなー。
おかげさまで元気になったよ。ありがとう。

さ、残りの野菜で、まだまだいくぜ。

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ritz

広告代理店コピーライター
イタリア家庭料理研究家
HP→http://www.ristorante-ritz.com
著書に「トルテリーニが食べたくて」
日本ソムリエ協会認定ワインアドバイザー
イタリア料理、子育てから、オペラ、日本の旅、秘湯まで。

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